コンパウドでキズを消す行為は大きなリスク

とあるサイトで、車を1円でも高く売る方法として、小さなキズはコンパウンドなどで消すと紹介されています。 しかし、とあるサイトではボディカラーにムラがでる可能性があるため触れないほうがよいと紹介されていることもあります。 結局のところ、どちらがよいのか?判断に困るところです。 ということで、ここではコンパウンドの扱いについて触れていきます。



実はコンパウンドは難しい?

コンパウンドを利用してのキズ消しは、そもそも難しい技術とご存知でしたか? 一般的には、簡単にキズが消せる便利アイテムという立ち位置にいますが、実際は「ボディを削って綺麗にしている」状況です。 したがって、キズを消しているのではなく、キズの周りを削って平にして直していると表現した方が正しいといえます。

となると、あまりにもコンパウンドで削りすぎてしまうと、色の度合いが変わってしまう可能性は十分にあります。 よくやって失敗なのですが、綺麗にしようと気合を入れ、ついつい力強く擦ってしまうものです。 その結果が「ムラ」となり、査定に悪影響にあることもあるというわけです。



触らない方がよい場合も

本サイトの見解は「コンパウンドは使用しない」です。 理由は、一括査定.comにも説明している通り、買取業者は修復業者と繋がっていることがあり、安く補修することが可能です。 当然、その分は査定額に響く可能性はありますが、ムラを作ってしまうよりも断然小さくすみます。 要は、余計なリスクは負わないほうがよいということが、本サイトの見解だということ。 どうしても気になる場合は、洗車したときにワックス程度で消えるキズぐらいに留めておくことが理想といえます。